ラオス_ルアンパバーン

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ルアンパバーン。朝、目覚めて道に出た。家はひっそりと佇み、動物ものっそりと歩いている。
大きく深呼吸し、空を見上げる。
空は青く暖かく、空気は気持ちいい。

なぜだか、一瞬で僕はこの街が好きになった。何か特別な事があったわけではない。すっと街の雰囲気が体に入り込んでいく。

しばらくして、たこ焼きの松之助が現れた。
「メコン川を眺めながら、ビールでも飲もうや」

最高。この東南アジアの暖かさには、ビールが合う。
僕は、バスで30時間程かかった話を愚痴りながら、メコン川近くの屋台へと入る。カウンターに座った。

「日本人ですか?」

ふと隣の人から声をかけられる。
僕は青いハッピ、松之助は浴衣を着ているのでどこからどう見ても日本人に見えたと思う。

声の主は、まみさん。20代前半に渡米。アメリカにいた友人が引っ越しの関係で、家が空き、借り手を探していたため、渡米したのだとか。当時、英語は全く話せない状態で。その後、ワーキングホリディ等しつつ、現在は旅中との事。うん。凄いわ。なんか非常に生きてる!って感じがする強い女性の方だった。

まみさんと別れた後、メコン川の対岸まで船で渡った。
小さい船で家族連れで経営しているようだ。
「サバエディー」
いつの時間でも使える、ラオス語の挨拶。
僕らが挨拶をすると、みな笑顔で挨拶してくれる。
こういう国はとても好き。日本に帰ったら、挨拶には気を付けたい。

5分くらいで対岸到着。
川岸を少し登ると、屋台が少し並ぶ。
魚、チキンが美味しそうに焼かれている。
今日の夜ご飯にと思いながら、その場を立ち去る。

この対岸側は観光客がほとんど居なく、ラオスの人々だけが暮らしている地のようだ。子供が道中で遊びあっている。非常に長閑。

さらに、奥に進んでいくと田んぼが広がる。
あぜ道をひたすら歩き、田んぼの真ん中にある家を訪問。

「サバエディー」
返答が無い。

中をこっそり覗くと、鶏小屋だった。
こんな田んぼの真ん中に鶏小屋立てるん?という突っ込みを入れながら、来た道を戻る。

鶏の少しふ化しかけた卵なんかを食べながら歩いた。
道中、松之助がふと
「あ。スーパーマリオブラザーズや」
と呟く。
目の前の家の中で、少年5人くらいがゲームをしている。

僕らは勝手にお邪魔しその少年らの輪に加わる。
途中お父さんも現れたが、特に僕らが気になっていない様子。
外人2人が突然家の中にいたら、少しは驚くと思うが、そんな事が無いのでしょうか。

コントローラーの操作方法を教えて貰いながら、いざ自分のターン。
親しみなれた、日本産の超有名ゲーム。

即死。クッパの面で火の粉にやられる。

笑いながら、少年らにコントローラーを返した。
外が豪雨になってきたので、しばらくその家にお邪魔した後、宿に戻る。
そして、ラオスの有名の酒「ラオラオ」を探しに出た。


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