ベトナム_ハノイへ

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僕は、じゅんこさんとマイケルに丁寧にお礼を言って、リノの街を後にした。

「受けたお礼なんかは、私たちに返そうなんで思わなくていいの。次の世代の人達に返して貰えたら、私たちはそれだけでいいの」

この言葉を胸に深く刻みながら、次なる地ベトナムハノイを目指す。

ここからは、一人の時間開始。
早速、ジャーナルに今までの出来事や感情を様々書き連ねる。
書きたい事が溢れ、何ページも綴る。
久しぶりに握る、ペンの感触がなんとも気持ちいい。

リノからロサンジェルス行きの飛行機に乗る。4列シートの小さな飛行機だった。
僕の隣には、スイス人の女性が座っていた。
非常に陽気な性格で、スチュワーデスのアナウンスに対して、大声で何かしらの反応をする。
彼女が何か大声で話すと、機内には笑いが溢れる。

機内に大きなハンバーガーを2つと、ポテトチップスを嬉しそうに持ち込み
時々手のひらに隠したタバコを機内で吸っている。勿論、機内に禁煙マークはついているのだが。
いつ注意されるのかドキドキしながら座っている僕を気にせず、のんきに「ポテチを食べる?」なんて言ってくる。
とりあえず、貰っておいた。
話す度にウインクするのがとても、チャーミングで可愛い。

それから、僕は韓国のインチョンを経由し、リノ出国から26時間後、ベトナムの首都、ハノイに到着した。

ハノイの空は、暗かった。天気の影響だからだろうか。あまり気分は高鳴らない。
空港からダウンタウンまで、タクシーで40分程。行く途中、多くの日本企業の工場を見かけた。

非常に狭い路地に、多くのお店が軒連ねる。
タクシーをおり、宿のチェックインを済ませる。

「今日の宿泊者は、君だけだから自由にどのベットを使ってもいいよ」

他のお客さんと宿で交流できないと分かり、少し落ち込む。
1階のちょっとしたバーで、ベトナムのビールを頼み、一人晩酌しながら、日本の家族と恵比寿メンバーに生存連絡。

こちらに来てから、まだ10日間程しか経っていないのに、もの凄く長い間日本を離れているような感じになる。
facebookを眺めていると、7月に旅立った友人がどうやらハノイにいるらしい情報を発見する。

「今、ハノイいるけど、どこいる?」
「ハノイの友人の家にいる。これから、たこ焼きするから湖の近くの噴水前で会おう」

現代の文明の利器を駆使し、僕らはこれから会う事になる。
いとも簡単に。


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